さぁ!私のターキーの焼き方を紹介しますね!
アメリカではサンクスギビングの前にどうターキーを焼くかという話を皆よくするのだけど、ターキーの美味しく焼くポイントは、いかにジューシーに焼けるかというところ。
お料理の上手な義父は「大きいチキンだと思えばいいんだ。」とアドバイスをくれましたが、やっぱりチキンと比べると一回りも二周りも大きいので、焼くのに時間がかかり、胸肉の部分と足やウィングの部分を均等に焼くのが難しいのですよ。それでアメリカ人達は、色々工夫してbriningといって塩水に一晩くらい漬けておいたり、パサパサする胸肉の部分に肉汁を注射したり、胸肉や足を最初にバラバラに切って別々に焼いたりするんです。最近は、フライにする人が多いらしく、それも考えましたが年に一度の為にフライアーや大量のオイルを買うのもな〜と思い、私は昔ながらのやり方で勝負!
最初に。
我が家は13lbs(6kg)の放し飼いで飼育された冷凍されてないターキーを調達。なんでもジャイアントサイズなアメリカでは24lbs(11kg)のターキーとか売ってますが、ターキーは大きくなればなるほど、美味しく焼くのが難しくなるので、13lbsくらいが無難です。そして我が家は冷凍されたものは買いません。冷凍されたターキーはうんと安いんですけどね、解凍に時間がかかるし、やっぱり味が落ちるそうなので。
そしてまず火曜日の夜(2日前)に、Dry Rubといって私のオリジナルスパイスで下味付け。これは私が普段チキンのオーブン焼きする時にも使うのだけど、スパイスであればなんでもいいんですよ。海塩、オールスパイス、クミン、セロリシード、ガーリックパウダー、etc...その他4種類くらい?の家にあったスパイスを適当に混ぜたものなのですが、結構このスパイス、重要ポイントだったと思います。
この作業が終わったら、冷蔵庫にラップしないで(重要ポイント!)そのまま当日焼く時まで寝かせます。
そしていよいよ焼くのを開始。
この時にお料理上手なターキーを何度も焼いた事ある経験豊富な義父から色々大事なアドバイスを頂いたのでメモしておきますね。
まず焼く前にウィングの部分をアルミホイルでカバーをします。これは、長時間焼くので、分厚い胸肉の部分が焼き上がる頃にはウィングの部分が焦げてしまうからです。
また、一般的には出来上がりのプレゼンテーションがきれいに見えるようにターキーが仰向けになってる状態、(胸肉を上側)にして焼きますが、胸を下にして焼いた方が胸肉の部分がジューシーになるので我が家は胸肉を下にして焼きました。
あとはラックの下には1インチ(2~3cm)くらいの水を張りました。これも、ジューシーに仕上げるコツです!
そしてConvectionオーブンで最初の30分は450°Fで焼きます。
次に、温度を350°Fに落とし、更に1時間25分焼きました。焼き時間ですけど、Convectionオーブンの場合、1lbsにつき12分が目安だそうです。だからうちの場合は12x13で2時間36分が目安なのだけど、どうしても焼き過ぎでパサパサしてしまうのを避けたかったため、2時間25分にしました。ウィングのアルミは、あと残り1時間というところではずします。
そして取り出して温度計を腿の部分に刺して、165°F以上になっていれば出来上がり。
ちなみに↑のラックからポトポト落ちてくるターキーの汁を使ってグレービーソースを作る人が多いのですが、それだけを使うと、かなり塩っぱくなる場合が多いそうです。でもこうして水をはっておけば、塩っぱくならずに自分で塩加減を調節できるから良いそうです。ただし、私はこのターキーの汁は一切使わずにグレービーを作ったので、それはまた後ほどアップしますね。
オーブンから取り出して、30分ほど寝かしてから、いよいよカービング。この作業はJさんにやってもらいました。
焼き具合の結果ですが、この上なくジューシーにできました♡ ターキーはパサパサするので好きじゃない私でも胸肉の部分も平気で食べられ、今まで食べたターキーの中でいちばんジューシーだったかも?私、アメリカ人に負けてないじゃん?というくらいジューシー!
もうこれで自信つけちゃったので、来年も絶対このやり方でいきます。という事でとりあえずここで備忘録用にアップデートしておきました。次回は副菜色々の話をします!
呼んでくれて本当にありがとう!ターキーすっごくおいしかった!!!
返信削除今までターキーはぱさぱさなものだと思ってたからこんなにジューシーなターキー初めて食べたよ。
ウィングをフォイルでカバーとかもしらなかったし、いろんな工夫があるんだね。
一回も自分で焼いたことなかったけど、このやり方みたら自分でも挑戦してみたくなった!
今度、是非挑戦してみて!
削除でもターキーはデッカいからそうしょっちゅう練習できないのがミソよね〜。