去年に引き続き、今年もユダヤ教のとっても大事なPassoverのSederにお招きされました。(日本ではあまり親しみがないと思いますが、Passoverのちょっとした背景は、去年のエントリーで触れています。)
これは↑Seder Plateといって、それぞれの食べ物に意味があるのだけど、お皿が素敵でしょう?テーブルクロスは、奥さんがお仕事でインドから帰って来たばかりでインドのものだったのだけど、これまたとっても素敵だったのです。
さて、今年もラバイである旦那さんによってSederが始まり、去年は食事をする前にHaggadah(昔から今まで伝えられてきた非法規的な物語や民話、伝説など色々書かれた教え)にそって1時間以上かけて朗読したりお祈りしたり、歌を歌ったりしたのだけど、今年は小さい子供達が騒いだりしてしまったため、さらさらと進め、1時間もかけずに終了。
でもうちのKは、ラバイのお膝にちゃっかり座って、結構ちゃんとSederに参加してました。ユダヤ人の先祖にあった出来事をきちんとPass over (=受け継ぐ)するために子供達の参加もとっても大事なため、周りのユダヤ人達は皆はかなり感心。(笑)ヘブライ語のDayenuという歌もちゃっかり歌っていたし、大人達がワインを飲む時は、子供用に用意されたグレープジュースをゴクゴク。
↑で手に握っているものはMatzahというイースト菌が使われていないクラッカーのようなもの。
クラッカー好きな娘もバリバリ食べてました。
そして食べたお食事ですが、写真はなし。この招待してくれた夫婦はトルコに1年住んでいたし、イスラエルにも勿論ちょっと住んでいたり、でドライフルーツやナッツを使ったヘルシーな地中海料理をしょっちゅう持て成してくれるのですが、今回のお食事もとっても美味しかったです。
ちなみに、ユダヤ教の彼らはクリスマスをお祝いしないのですが、私が去年、日本風にフライドチキン作ってクリスマスディナーを主催した時、彼らは喜んで参加してくれました。勿論、彼らは信仰深いけれど、他の宗教の行事にもとってもオープンマインドであるのは、とても素晴らしい事だと思います。そして彼らは日本食を出しても美味しい美味しいと食べてくれるので、今度は頑張ってお節料理を作って日本のお正月を経験してもらおうかしら?と密かに考え中であります。まだまだ先の話ですけどねー。
さ、今週末はイースターですね。またまたお友達の家にお呼ばれしているので、その様子はまた後ほど。
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