2015年4月26日日曜日

日本では考えられないあれこれ in USA

日本に住んでいる人、またはアメリカに来て間もない日本人の方は、アメリカの接客対応の悪さとかにイライラしたり、日本が恋しくなってしまう方も多いと思います。

でもアメリカに長年住んでいる私は、もうそういう事もあまりなくなり、最近では「このいい加減さ!アメリカらしい!」とイライラするよりは笑いとばす事も出来るようになりました。逆に接客態度に関してはアメリカの方があまりマニュアル通りでなく、フレキシブルに対応してくれる所が日本よりいいと思う事もあります。(勿論今でもNYCのSubwayの駅員や郵便局のあの偉そうな態度にはムカつくけれど。)

そして先日こんな事がありました。

この間、飛行機に乗った時の事。ドリンクの注文を伺っていた、どう考えたってゲイのお兄ちゃんが私に「ダーリン、何が飲みたいかしら?」と聞いてきたわけです。そこで私はワイン(お酒はチャージがかかります。)を1本(超小さい小瓶ね)頼みました。

すると、

「本当に1本でいいの?1本と言わずに2本はどう?」と進めてきました。でも私は、「いや、これからの旅でたくさんお酒飲む予定だから控えめにしておくから、結構よ。」と言ったのです。

すると、「OK ダーリン! あなたは子連れて大変でしょうから、あなたのワインは私持ちよ!」と無料サービスしてくれたのです。

これがもし日本の航空会社だったら...まずお客に1本と言わずに2本はどう?なんて勧めてこないだろうし、こんなフライトアテンダントの独自の判断で無料サービスとかしないだろうな〜...と心の中で思ってました。勿論、その心優しいサービスには私は大喜びでしたけどね。

更に。

私の真横に座っていたおばさんも同じくワインを注文。すると、

「$7です!」

と思いっきりお金とってるし!!私の真横にいたおばさん、絶対に私が無料にしてもらったのわかってるはずなのに!!でもそのおばさんも文句ひとつ言わずにお金払ってました。私が子連れだったからかしら?


次!

SFから帰る日、道を歩いていたらヘアーカット$6という看板を発見。なんか美容学校の生徒さんが切るからなんかでそんな破格。Jさんが思わず「ヘアーカット$6って信じらんないなー!」みたいな事を言うので、Kが「髪切りたい!」と騒ぎ出しまして。なんか怪しげなところだったので、「コネチカットに戻ってからいつものキレイなお姉さんに切ってもらおうよ!」と言っても、SFで思い出に切りたいというのでお願いしてみることに。

私がお姉さんにどういう風に切ってほしいか指示をすると?

まず、お姉さん英語通じません。

そして、

そして、

そして...

えぇーーーー?!!!

いきなりバリカンでジョリジョリ。

どんどんジョリジョリ。

私とJさん、目が点。



昔、かりあげ君ていうマンガがあったのだけど、それ思い出しました。あと、北朝鮮の人の髪型を思い出させる...

では、

BEFORE                                                                    AFTER





















どう考えたって、BEFOREの方がいい。バリカンでジョリジョリした後、整えていくのかな、と思いきや、全然整えていかなく、↑の状態で終了。ちなみにBEFOREの髪を切ったのは私です。バリカンなしでハサミだけで。私の方がうまい!!

これも日本でもありえないな、と思いましたね。しかもJさん、唖然としていたくせに、Kにチップを渡しなさい、とお姉さんに$3のチップを渡しました。

こんなメチャクチャにされ、$3のチップってよく考えたらヘアカットは$6なので50%のチップ!!まあ$6だから文句言えないし、思いっきりダサい髪型にされて、Kは超大喜びだったので良い思い出となりました。笑

そんな感じでアメリカでは日本では考えられない状況によく出くわします。それがアメリカの楽しさや面白さでもあり。そう感じる私、アメリカ在住20年でございます。

いつも読んでくれてありがとう。


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4 件のコメント:

  1. うわっ、この髪形悲しいかも・・・ まぁ、本人が満足してるならOKだけど、Ayaさんが切ったK君の髪形のほうが断然イケてるし・・・ 中華人民共和国のパレードの脇で国旗振ってる子供みたいになってる・・・ <言いたい放題ですんません
    それより、アメリカ人のいい加減さ、ワタシもはじめはイライラしてばかりだったけど、いまではもう大丈夫。『相手に期待をしない』ということを学びました。期限までに物事が終了するなんてこと99%ありえないから、もしもそんな事が万が一起こったら『ラッキー』なんて思えるようになったし。日本じゃ当たり前なんだけど(苦笑) でも、そのいい加減さがあるから『まぁいいか』って適当にごまかして先に進める部分もあるんだけどね。前に日本でベジタリアンの友達がレストランで頼んだとき、『お肉抜きで作ってもらえますか?』って聞いたら『それは出来かねます』って断られてた。入れなきゃいいことなのにと思った覚えが・・・ 頭が固いというか、マニュアル通りというか。ワタシも日本のカフェでアイスカフェラテを頼んだとき『ミルクと氷多めで。あっ、コーヒーって甘くないのですよね?』って言ったら、友達に『注文の多いやつやなぁ』って言われた。アメリカでは、こんなん可愛いほうなのに。聞いてみるだけ聞いてみよう、やってもらえるならラッキーやんってのがアメリカだし。えっ、それってアメリカじゃなくておばちゃんなのか?

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    1. やばいでしょ、この髪型?そしてそんなやばい髪型に限って本人は大喜びというね...最近ちょっと伸びてきて、襟足の青々した部分が消えてきたのでホッとしております。笑

      私も日本のレストランのフレキシビリティーのなさには、アメリカのレストランに慣れているとビックリする事がしばしあり、りつこさんに激しく共感。例えば、私も以前アイスティーをオーダーして、あまりにも氷入れてくるので氷無しにしてください、と言えばアイスティーをグラスの半分しか入れてくれない。アメリカではありえない!!そしてアメリカでは宗教とかの関係で色々食事制限ある人が多いゆえ、メニューだって変えまくりでOKですよねー。例えばイタリアンレストランではパスタ頼んでリングイネがいやだったらパッパルデッレにかえてください、とかもできるし。他にもサラダとかだって、ドレッシングかけてほしくなかったら、"Dressing on the side"っていう頼み方できるし。日本はそれが絶対にできないですよね。でも私もアメリカ感覚で日本に行ったらオバタリアンと思われてはいやなので気をつけなきゃ!



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  2. 私は自分がいい加減なせいか(笑)、こちらの柔軟な対応のほうが気楽でよいです。前に3人でアフタヌーンティ行ったとき、2人ぶんだけGrouponあって、3人目の分は全額払おうと思ってたら、Groupon2人分だけで3人分の飲み物と食べ物出してくれました。「どうせ食べ物余ってるからいいよ~」みたいな感じで。そして日本ではやはり「ベーコン抜いてください」みたいなシンプルなリクエストも通じないので、最近まで肉を食べていなかった私には不便でした。しかしKくんの髪はやっぱりBeforeのほうがよかったね。ま、本人が気に入ってるならいいか(笑)。

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    1. 私もこっちの対応が気楽だと思います。マニュアル通りじゃないっていう部分がとっても好き。

      ところでアフタヌーンティーに行ったってすごいオシャレで優雅な響き!!私、そんなことしたことない!!そしてサービスが嬉しいですね。私もこの間、ダブルデートに行った時、テーブルが8時に予約したのに8時半まで用意できなくて、その間バーで飲んでいた全員分のドリンクは全て無料でした。ほんと、そういう対応が嬉しいです。

      うちのKは、今、髪の毛伸びてきましたけど、頭のトップの部分を全然切ってもらえなかったので、今パイナップルみたいになっておかしいです。パイナップルみたいだよ、と言ったら本人傷ついてました。笑 5歳児の心理を掴むのは難しいです。

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