2013年4月15日月曜日

郊外生活1年経ちました!

ついにNYから郊外コネチカットに引っ越してきて1年経ちました!

1年...時の流れは本当に早いです。

引っ越してきたばかりの時は郊外の生活に慣れず、ただただNYが恋しくて、"We made a mistake."と言っては毎日のように泣いていたものです。我が家の家は決して大きくないけれど、それでもNYのアパートに比べたらずっと広く、「こんなにスペースあってどうすんのよ!」とJさんにとにかく八つ当たりしていました。家具とか色々揃えるの大変ですからね。そしてKも最初は車生活に慣れていなくて、何処か行く度に車でなくてベビーカーに乗りたがり、車に無理矢理乗せればギャーギャー泣くし、乗ったと思ったら今度は降りたがらないし、私は妊娠してお腹が大きかったし、とにかく大変でした。また、ブルックリンでは皆歩いて行動するから出会いも多く、お友達もたーくさんいたのに、コネチカットには急にお友達がゼロになり、すごーく寂しい思いもしました。そう思う度に、NYのお友達に電話して「I have no friends here! 友達がここには一人もいないの!!」とグチグチ言っていたものです。

そしてNが生まれて間もなくハリケーンが来て多くの家族が家を失い、コネチカットでは世界中を悲しませた小学校での乱射事件が起こり、とんでもないほどの大雪も降り、「これはNYに戻れというサインなのでは?」とも思ったりしたものです。


それが一年経った今、外も春らしく暖かくなってきたせいもあってか、「やっぱり子供達にとっては郊外の方が良い環境かな」と最近ようやく思えるようになってきました。『子供達のため』というのが今の街に引っ越した第一の理由なんですけど、うちと同じ理由でNYCから引っ越してきたっていうファミリーにもた〜くさん出会ったし(ここの街に最近引っ越してきたというヤングなファミリーは95%ほどがNYCから引っ越してきたファミリーです。)、子供向けの楽しいイベントもすごく充実しています。夏はビーチもあるしね。それから、まだNYに住んでいるお友達も皆子供の数が増え今郊外に家を探してると聞くと「ず〜っとNYに住み続ける人って少ないのかな〜」とちょっと諦めがついたり。その一方で前回の記事にも書いたけど、やっぱりcityっていいな〜と先週末改めて感じたし、Jさんがこの前「今日は天気が良くてBryant Parkは人だらけだったよ。」なんて聞くと突然NYが恋しくなり悲しみの波が襲ってきたりもするのですが…

そしてお友達を作るのが難しい郊外ですが、家に引きこもってても出会いはないので、ママグループに参加したり、レディースナイトに参加したり、ブッククラブに入ったり、"I have no friends" と恥ずかしがらずに行く人来る人に言いまくってる効果あってか(笑)、ちょっとずつお友達も出来始めて、最近はあまりロンリーとは思わなくなりました。このブログを始めてからも、「私もコネチカットに住んでます!」とプライベートで多くの方からメッセージを頂き、会ってみたりもして、日本人のお友達もできました!それは本当に嬉しい事であります。

そんな感じでコネチカットが「私の場所」に少しずつシフトしつつある今日この頃でありますが、勿論まだ慣れない事もたくさんあります。例えばこの間、朝起きたらカタカタカタ!と大きい音が外でするので何かと思ったらキツツキでした。ブルックリンでは窓をあければ「早く車どかしやがれー!バッキャロー」的な怒鳴り声とクラクションの大きい音が聞こえていたのに、今ではキツツキの音が聞こえるなんて優雅なんだか何なんだか。キツツキだけでなく、リス、ウサギ、スカンク、アライグマ、シカ、コヨーテ、ターキー、キツネ、モグラ、ワシ、タカ、コウモリ…と大都会NYから1時間ほどしか離れてないのに、ここは動物王国ですか?というくらいワイルドです…。車生活も色んな所に行けるのはいいけれど、コネチカットはスピード狂が多いと知られてますが、本当にそのとおりだと思うし、信号があまりない代わりにstop サインが多いのは未だに慣れません。(実際に一度すでに事故ってるし。)他にもヘルメット無しで思いっきりバイクを飛ばしてる姿(確かctではヘルメット無しで運転してokと聞いた記憶がある)、多くの人が携帯電話で話しながら運転している姿、全く歩かない生活…慣れない事のリストアップをすると止まらないのですが…

といつものようにダラダラ書いてしまったけど、取り敢えず郊外1年目の私の心境はこんな感じです。これからは季節も良くなることだし、このブログのタイトルにちなんでもっとコネチカットについての話をしていけたらと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿