2014年9月12日金曜日

アメリカのPTAの様子と子育てしてる人へのおススメ映画

先日、Kのキンダーのオープンハウスに行ってきました。簡単に説明すると、まず校長先生やPTAメンバーから挨拶があり、各担任の先生から学校で子供達はどのように過ごしているか、と説明を受けたり質問出来る機会。

我が家はベビーシッターさんを雇ってJさんと私と2人で参加。早めに行った方が良いとご近所さんから聞いたので、始まる25分前には着いていたのにもうすでにたくさんの親が来ていたし、校長先生の話を聞くための席はすぐにうまり多くの親は立って話を聞いていました。また、夫婦で参加なんて珍しいと思いきや、半分以上が夫婦揃って参加。離婚している夫婦もちゃんと夫婦で参加していて、親達の子供の教育に対する関心と熱意を感じました。

でもそれと同時になんだか圧倒された部分も多いです。まずPTAのアクティブさにビックリ。これから一年間、学校で色んな行事があるのだけど、私はJさんに「とりあえず色々参加しておけ。」と言われ、わけ分からぬままに、色んな行事のボランティアの為に名前を書きこむという羽目に。さ〜どうなるのでしょう。早速PTAから「xxをやってくれる人、ooをやってくれる人を募集しています。」といったようなメールがじゃんじゃんくるし。

そしてアメリカには、それぞれのクラスに『クラスマザー』という人がいます。日本の学校には学級委員がクラスにいたけれど、クラスマザーとは生徒の親達をまとめる学級委員役みたいな感じ。うちの子の学校には各クラスに2人ずついるのだけど、Kのクラスのクラスマザー達は早速ウェブサイトを立ち上げ、学校で子供達の写真が見れたり、色々質問などを投稿出来るようになってて、この行動の早さに感心しまくり。私も学校の事を把握するために、ちょっとやってみようかな?なんても思ったけど、やっぱり今年1年どんな感じか様子見する事にして正解です。(笑)

他にはオープンハウスで宿題なんかも出ました。それは担任の先生宛に、自分の子供はどんな性格であるか、親にとって子育てで大事としている事は何か、これから一年間どんな子に成長して欲しいか、といった内容の手紙を書いて提出するという宿題。

私はアメリカ生活長くて、高校1年間もアメリカで行ったし、大学もこちらで卒業したけど、小学校のシステムとか私が通っていた日本の小学校と違う事だらけ。例えばスクールバスで通うという事や、その日の授業の進み具合によって、スナックの時間が異なったり、と日本のようにきっちりとした時間割がなかったり、他にも違う所だらけです。そして今までのプリスクールとは違って子供の教育に対して積極的な姿勢でいないといけないし、親としてはっきり言って気も張るし不安な部分もたくさんあります。まあ何か質問があれば、「私、アメリカで小学校行かなかったからよくわからないんだけど、ちょっと聞いていい?」と言えば、周りのアメリカ人達は皆快く助けてくれるので心強いのですけどね。

そんなわけで、Kだけでなく私も毎晩疲れて熟睡する今日この頃です。Kの学校の様子はまた近々アップデートする事にします。


ところで最近、とても良い映画を見ました。ちょっと古いのだけど、
『School of Rock』(日本語でもタイトルは『スクール・オブ・ロック』です。)というJack Black主演の映画。学校の先生や親から重いプレッシャーを受けた子供達にJack Blackがロックミュージックを教えるといった内容。基本的にコメディーですごく笑えるのだけど、人生において勉強よりも大切なバリューをJack Blackが音楽を通して色々教えるというような素敵な映画でした。Jack Blackの演技がすごいいい味出していて、ロックミュージックが大好きなうちのアメリカ人も「なんでこんないい映画今までずっと見なかったんだ!?」と言っていました。子育てをしている人には是非見て欲しい映画です。



 














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