ぎゅーぎゅーと勉強させない事と周りと比べない事

相変わらずアメリカでも個性的キャラなKは、ここ最近髪の毛を切らせてくれず。

事情を聞いたら、お友達のL君が伸ばしていて、Kも伸ばしたいとの事。でもお友達のL君はすごく柔らかい毛ですとーんとなってて伸ばしてても様になるけど、Kの毛はウネリが入っていて、重たく、超頭デッカチに見えるし、『路上の売れないミュージシャン』みたいだし、毎朝半端ない寝癖をとかすのが大変で。

「じゃあKの髪の毛切らせてくれたら、もう好きなものディナーに作ってあげる！！ピザでもお餅でもなんでもいいよ！何食べたい？」と釣ってみた。

すると、なんと答えは、

う〜ん...イクラ！！

イクラって、コネチカット州の片田舎でそんな小難しいリクエスト。（そりゃー私だってイクラ丼とか鱈腹食いたいわ。）

「えー、ちょっとイクラは買いに行けないから勘弁。もうちょっと普通の５歳児らしくアイスクリームとかは？」

と聞いたところ、

「甘いものは歯が黒くなっちゃう。」と全然乗ってこない。（甘いものをあまり食べさせないように育てると、こういう時困るわー。）

で、最後の手段で釣ったのが、

「じゃあスーパーマンのケープ（マント）作ってあげるから、それ着て髪の毛切ろう！」

そしたらまんまとのってきた。（結局のところ５歳児はそんなもん。）

見ておわかりかもしれないけど、ゴミ袋の底をハサミで切ってちょうど開け口のところの引っ張る部分を首のところでぎゅーっと絞れば、立派なヘアーサロンのあの被るやつ（ローブ？なんていうのかしら？）ができました。思わぬDIYネタだわー。（でもこの記事はDIYプロジェクトのカテゴリーには入れません。）

で、仕上がり...。

は残念ながら出来上がりの様子の写真はなし。(ズコ〜）結構上手に切れたんだけど、単に写真撮らせてくれないから。↑こんな変な写真は撮らせてくれたのに。


さてさて。クラスで一番年少さんとしてキンダーに通っているKはついこの間も特別に先生と面談があったりして、今でも時々「あぁ、一年遅らせるべきだったかな。」と考えたりするのだけど　（どういう事かはこちらの記事をどうぞ。）、最近「おぉ？」と思った事が。

ある朝、学校に行く前に、一人で机に座って何かしてると思ったら、こんな風にカードに色々文章を書いてくれました。（スペルを聞いてきたりもしたけど。）これ見てビックリ。知らぬ間に簡単な文章が書けるようになっている！！しかも「ママ大好き」とか「ママはベストフレンド」とか私の心をくすぐる文章をちょっとずつ書いては、私に持ってきてくれるので、かわいくて全部冷蔵庫に貼ってあります。

以前にも書いた事あるけど、私はあまりぎゅーぎゅーと子供に勉強させるのは反対派で、アルファベットのスペルもつい最近まであまり出来なくて練習とかしていたのだけど、嫌がるのですっぱりやめたんです。まだ先月５歳になったばかりだし、無理矢理やらせても頭に入らないから。でもそれでも学校からちゃんと色々学んできているみたいで、いつの間にかこんな風に簡単な文章を書けるようになっていてホッと安心しました。他の子のレベルはわからないし、もしかしたらこれを読んで「うちの子はもっと幼いうちから文章を書けてた。」なんて人もいっぱいいるかもしれないけど、うちはこれでOK、と思ってます。スペルとか間違ってる所たくさんあるけどね。

そして日本語。

補習校に通ってる子は５歳？６歳？でひらがな＆カタカナはマスターすると聞いたけどうちの子は通ってないので、私がやるしかない。

お風呂場に貼ってあるひらがなのチャート（日本の百均で買ってきた）を使ってこの文字は？と聞くと結構答えられるのだけど、本当に覚えてるのか？とテストするために、フラッシュカードを作ってみた。これまたDIYだぜよ。

そしたらやっぱり全然ダメだったわ。（悲）いくつか覚えてる字はあるけど、最初のあいうえおはどうにか覚えてるけど、あとは本を読んであげててよく登場する文字を５字くらいと、飛ばして「が」と濁音を一文字覚えてるくらいというね...

これも補習校に通っている子とか、日本にいる子と比べてしまうと焦ってしまうんですよね〜。で、比べちゃいかーん！と思っていても口で言うほど簡単かというとそうじゃないし。でもそれをすると焦るばかりだし、子供にプレッシャーを与えたりするわけだから、我が家は我が家なりのペースでちょっとずつ頑張っていこうと思います。何事もね。

バーナー新しくしたよ。
いつも読んでくれてありがとう。

　　　　　

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