From City To CT: しつこいけれど、また私のバースデーの話

先週末がお誕生日だった私のために、JさんはNYで今話題のレストランで予約をとっておいてくれました。

どこかというと？

有名なフランス料理のシェフDavid Bouleyが日本料理もスタートし、その中でBrushstrokeという懐石料理とIchimuraというお寿司屋さんがあり、あえて予約の難しいIchimuraさんの方でリザーブしてくれてました。

予約が難しいのは席がカウンターの8席しかないから。メニューは市村さんのおまかせコースのみ。予約した日の2日前から3回も確認の電話があり、気合入ってる〜と楽しみにしていました。

では、ちょっとレポートします。

お店に着くなり、フランス人のソムリエが登場。ペアリングできるワインや日本酒の説明を色々してくれたのだけどなんかいまひとつ。アプリティフとして私が選んで飲んだ白ワインは美味しかったけど、２杯目に勧められて飲んだのは複雑な味。ソムリエに感想を聞かれた時、「なんだかワインを表現するのにはおかしいかもしれないけど、焦げた味がする」と言ったら彼も同感で「そうです、焦げた味がするでしょう？」と言われ、なぜそんなのを勧められたのかは謎。

お食事はというと？（写真は一切撮らなかった）まずは、突き出しを出されたのだけど、美味しかったけど「うわ〜！！」という感動があまりなく。お寿司のネタは全て日本から仕入れてるという拘りがあって、北海道の桜鱒だのアカムツ（のどぐろ）だの珍しいネタもたくさんあって素晴らしかったけど、本マグロだってボストン沖で捕れるし、ウニだってSanta BarbaraとかSan Diegoで捕れるのはすっごーい美味しいし、アメリカだって負けてないのにね〜と私は心の中で呟いてました。

お食事中は日本酒を頼みましたが、Jさんは帰りの運転もある事だし私一人で飲みまくるのも悪いので「じゃあ、あがりに切り替える。」と思ったらお茶さえもメニューを出され、一杯$10。（１杯$20以上のもあったし！）その割には全然美味しくなかったし（涙）。酔いも思いっきり冷めてしまいました。

コースが一式終わったら、追加をする事もできず、次の客のラウンドの為に即退場せざるを得ず、自分の好きなようにも食べられなくてはっきり言って残念でした。なんだか本当のお寿司屋さんで食べるお寿司の楽しみ方の定義から外れまくっていたというか。（大体お茶もお金とるっておかしい。）という事でIchimuraは私のNYのお気に入りお寿司屋さんトップリストには入りませんでした...点数つけるとしたら頑張って70点くらい。

そしてお会計済ませたところでJさんがつぶやいた一言と言ったら！！

"I am hungry... "

お会計はぶっちゃけ$700だったんですけど、それだけ払ってお腹すいた発言。あぁ、残念すぎる。ちょっとネガティブなレポートですみません。でも市村さんという方はとっても気さくな方だったし、お店の雰囲気もとっても素敵でしたし、アメリカ人達は絶賛してるので、興味ある人は話ネタに是非トライを！

まあ食事にはあまり感動がなかったけど、私の事を喜ばそうと一ヶ月以上前から予約してくれたJさんには100点満点をあげます♪

お食事の前に久々に撮ったツーショット

こっぱずかしいので顔は隠しておきます。

あとレストランの真ん前で路駐出来たのも100点満点！NYに住んでる人はわかるでしょうけど、行きたい場所の真ん前に路駐出来ると世界一ラッキーな気分になれるんですよねー！！

そしてIchimuraの後。お腹空いたとボソっとつぶやかれた時は、oh my god！と椅子から転げ落ちるかと思ったけど、気を取り直してラーメンでも〆に食べに行く？とも考えたけど、そこまで食べれないので（いや、食べれたな。）日本人のChikalicious（West Villageのお店）に行ってデザート。

ここの抹茶ミルフィーユがしっとり＆ふんわりしててとっても美味しい。ティーカップもかわいいデザインにソーサーつきで出してくれるところが日本ぽい。NYに観光する日本人にはオススメです。Cha-Anも好きだけど。

ちょっと残念感が残ったけど、久々のNYでの子供なしデートは楽しかったです♪　

そして次の日はアメリカ人のお友達に囲まれてこれまた昼から飲みながらお祝いしてくれました。

NY時代からずーっとマブダチのヨーロッパ人はこんなケーキも焼いてくれました。