2014年6月24日火曜日

里帰りでの子供達の日本語の上達ぶり

日本の里帰りの重要目的は、私が色んな美味しいもんをガッツリ食べるという事もあったけど、なんと言っても子供達の日本語トレーニング!!

5週間となると、やっぱり著しい成長が見られましたわ。まず4歳半のK。

ちょっとした事なんだけど、例えば「ママ、起きて!」が「ねぇママ、そろそろ起きよう。」に変わり、「痛い」が「いてッ!」になったり、
「ごちそうさま」が「ごちそうさまでした」になったり。妹に一発やられた時も、「Nちゃん痛いしたの!」が「Nちゃんが思いっきりぶった!」となって、なんか滑らかな日本語に変わったのです。

それでも他の日本人の同じ年齢の子から比べるとかなり言葉の数も少なくて、公園なんかで一緒に遊んでくれたお兄ちゃん達に、たどたどしいKの日本語を、こんな感じ↓のガイジン風なジェスチャーつけて、「何言ってるかよく分からない。」と言われたりもしました。(笑)

「オーマイガー」とか言われたり、日本語喋ってるのに「英語喋ってるの?」と聞かれたりもしたし。ただKは全く怖じ気づいたりせず、めげずに色んな事を喋りまくるのでこんな風に知らないお兄ちゃん達によく遊んでもらいました。↓





























そしてKのガイジン訛りの日本語を皆すご〜い一生懸命聞き入って理解しようとする姿勢を見て私は一人で勝手に心打たれておりました。(笑)いや〜、ホント普段は周りに日本人がいない所に住んでるので、そうやって色んな日本人の子供達に遊んでもらった事は、本当に貴重な体験!と感動したわー。

それから保育園に通わせたのも、やっぱり大きなポイントでした。ここ最近、里帰りする度に一時保育で必ず預けているのだけど、(今回は全部で7日預けました!)Kは保育園に迎えに行く度に「あ、また新しい言葉が増えてる!」と明らかにわかるんです。ある朝、突然Kが「今日も元気に頑張るぞ、おー!」と言い出した時には本当にビックリ!アメリカでも学校から帰ってきて色々話すK、「んまぁー、そんな大人ぶった表現覚えてきちゃって!」みたいな事がよくあるけれど、日本でも同じ。やっぱり学校の影響ってすごいなーと。

とそんな感じでKの日本語の事ばかり気にしていた私だけど、実はまだ1歳半の娘の日本語の上達の方が著しかったのです!!保育園も今回は娘もデビューし、先生曰く、普通に日本語で会話していたそうで、本当にNちゃんの日本語には家族全員ビックリ!

例えば、最初は「puppy」だったのが「ワンちゃん」になり、ワンちゃんから「大きいワンちゃん」になり、「おぅ〜かわいい。」まで付け足したり。なでなでする時は「いいこ、いいこ。」と言うし!!

もう完全日本語が基本となってる娘!

でかした!お母ちゃん、一人で子供2人と大荷物抱えて14時間のフライトに耐えた甲斐があった!

でも逆に今英語があまりわからない状態で、パパに朝ご飯何食べたいか英語で聞かれたら、思いっきり日本語で

「パン!」

と答えるので(日本では朝食は主にパンだったのです。)パパはそれが寂しくてしょうがないらしく、

「おぉ、よしよし、ブレッドな、ブレッド。」と娘に必死で英語をまた仕込もうとしてるのが、これまた笑えます。そして出てくる言葉は全て日本語で、何言ってるかさっぱり理解出来ない彼は、「オレの娘は別人になってしまった...」と嘆いております。(笑)

欲しがる食べ物もすっかり和風になっちゃって、アメリカでも「だいこん、だいこん」とせがむし、京都では、↓こんな風に大人からわらび餅を奪ってムシャムシャ。


ついつい目を離している隙を狙って、いつの間にかちゃっかり草餅も食べてるし。↓すっかり完全な日本人女子。
Kは和菓子に全然食いついてこないけど、娘はかなり和菓子が好きなようで、将来一緒にお茶するのが今から楽しみであります。

とちょっと話がそれちゃったけど、話を戻すと、とにかく子供達も普通に日本語でお話出来るので、私の家族は皆喜んでました。しいて言えば、Kには本当は平仮名も特訓したかったのだけど、あまりのハードスケジュールでお勉強どころじゃなかったのです。でもその代わり、外で色んな子にたくさん遊んでもらったから良しとしましょう!

そしてアメリカに帰ってきてJさんが気がついた事なのだけど、すっかり日本語が基本になった妹ちゃんに対して、Kも話しかけるのは全て日本語で話しかけるようになりました!嬉しいー!これからもめげずに周りの皆がいくら英語で話そうと、私は頑張って子供達には日本語で話しとおすぞー!

  

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2 件のコメント:

  1. Ayaさん
    嬉しいですね、外国で親子で日本語
    妹のアリゾナ在住の友達、今年の夏は里帰りが無理で残念がっています
    理由は、夫であるJさんが、今年は、まとまった休みが取れないこと
    Jさん、子供のころ横浜の基地で過ごした経験があって日本が大好きなんだそうです
    「僕が日本に行けないのに、Yちゃんたちだけ日本に行くなんてずるい」と
    Yちゃんは、子供たちに日本語漬けになる日々を与えたくて里帰りしたい~~~と言っているそうです
    去年1年生になったT君は、日に日に日本語の発音が外国人的発音になり
    日本語使うのを面倒臭がる様になってきたそうです
    年齢が上がると共にパパとは英語、ママとは日本語の生活は、かなり忍耐が必要のようですが、
    Ayaさん、頑張れ~~~

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    1. うちの旦那さんも、日本行きたがってましたよー。
      うちのKもかなりガイジン訛りな日本語で、よく皆に真似されてました。笑
      そして9月からキンダーにあがるので、ますます英語の方が話しやすいようになるのかな〜。ほんと、子供達の日本語の発育は私次第だから頑張らないとー!!

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