2012年11月9日金曜日

うちの子のスピーチ発達の評価


つい最近、Kの通うプリスクールに子供のスピーチに関する病理学者 (Speech Pathologist)が来てくれるという機会があり、親のリクエストに応じて子供のスピーチの発達を評価してくれるとあったのでお願いする事にしました。そんな小さい子のスピーチを評価して、心配すべき結果が出たら嫌だなとも考えたけど、やっぱり子供のスピーチはバイリンガル環境で育ててる私にとってはとっても気になる点ですからね。

テストはこんな風に行われました:

まずヒアリングのテスト。これは以前に小児科でもテストを受けましたが問題ないようです。またテストを行った時の行動も観察によると、Kに色々質問をする人に対して挨拶して他のクラスルームに連れて行かれても指示通りに従って問題なかったようです。

次に一つの言葉で答えられる質問。例えば「兄妹は何人いますか?」とか「今日どうやって学校に来ましたか?」という質問。これも普通に答えられて問題なかったそうです。

そして次は色んな場面の絵を見せられて言葉で説明するというステップ。例えば「男の子が走っている。= A  boy is running. 」このステップでは、Kは男の子、とか足とか指で指して何が絵の中にあるかは答えられるものの、「走っている」という動詞を使う事にちょっと苦戦していたようです。

そのテストの結果を見て、そういえば日本語でも動詞があまり言えないかもと気がつきました。例えばNが泣いてる時、「Nちゃん泣いてる」と言わず、手を使って泣く真似して「Nちゃんウェーンウェーンの。」とかいいます。そして日本語で私に話す時はなんでも「の」で終わります。そもそも会話調の日本語自体「の」で良く終わりますね。

「もう食べない?」
「ママはこれからシャワー浴びる。」
「これいらない?」
「このオモチャはK?」

などなど。だから大好きなトラックとか道で見かけても、「わー!トラック大きいねの!」とか言います。笑 親バカな私はそれがまたかわいいとか思ってしまうのですが(すみません!)きちんとした日本語を教えるにはちゃんと直していかないといけませんね。

とここで話をまたスピーチ評価の結果に戻すと、Kは動詞はちょっと苦戦しているものの、4つの単語を繋げて言う事ができて、(例えば "I wanna go home." とか)今のところだいたいは年齢にふさわしい言葉の発達が見られるとの事です。それから事前にうちはバイリンガル環境で育ててるので言葉の発達の遅れが心配だと伝えてあったのですが、やはりバイリンガルで育つたくさんの子は(Kの年齢では)他の子に比べてやや言葉の発達に遅れをとるそうで、自然とそのうち追いつくと専門家の方も教えてくれました。

総合的な結果としては、Kのスピーチに特に問題は見られませんでしたが、これからは動詞をもっと使ってKと話をする事、言い難い言葉があったら、きちんと正しい発音で言わせる事、それからもっと長い文で会話をする事、を心がける事を薦められました。

なるほど〜。しかしこの結果はあくまでも英語のスピーチの事であってKの日本語は他の子と比べてきっとかなり遅れをとっていると思います。周りに日本人の子が誰もいないので何とも言えないんですけどね。ただし最近ではKの日本語の言葉も少なからず確実に増えてきて、パパさんが「今Kの言ったxxってどういう意味?」という質問が増えてきました。そして日本語、英語、ちゃんと意味がわかってるんだと伺える場面もよく出てきました。例えばJさんが運転してる時急ブレーキを踏んだので、私がKに「パパにもっと気をつけてって言って!」と言ったら、ちゃんとパパには英語で"Be careful papa! "と伝えます。これはJさんも私もバイリンガル環境で育ったわけでないので本当に驚きです。

と話が長くなりましたが。これからは専門家から薦められた事を心がけてKと会話をするように努めます。またそのうちこのトピックについてはアップデートしまーす。



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2 件のコメント:

  1. スピーチ発達評価、うちもやってもらいたいな~。どうなんだろう?
    JKに入るときに家庭での言語を記入するところがあり、英語以外の言語を書くとESLとなってテストを受けさせられるということで、我が家は英語しか書かなかったんですよね。今から思えばテスト受けてみてもよかったかも。
    Kくんのバイリンガルぶりは立派ですね。うちは断然英語のほうが勝ってしまってます。夏に日本に帰った直後は日本語多かったけど、今はまたいつの間にか英語中心に逆戻り。でも地道に日本語も続けます。
    ところで電気は戻りましたか? 連続ストームで大変でしたね!

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    1. これ、NYCではただでやってもらえるサービスがあるんですよ。ボストンも探せばあるかも?
      へー家庭での言語が違うっていうだけでESL受けさせられるのはちょっと戸惑いますね。
      やっぱり子供は周りに影響されやすりから周りが皆英語ばっかり喋ってると子供もそうなってしまうんでしょうね〜。

      電気は戻りましたがもうこりごりです。今、次のストームに備えて我が家は色々計画中です。

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