2015年1月8日木曜日

意地になって無理矢理作った七草粥

この前なんかのニュースで「現代の30代以下は3人に一人しかお節を食べない。」と読んでなんだか悲しくなったわ。私なんか、観葉植物をちょん切ってでもおせち料理作ったのによ?でも、なんだか異国に住んでいる方が日本の文化や伝統の素晴らしさを改めて気づかされるもので、私だけじゃなく色んな国で色んな日本人が手に入らない物をそれぞれの国で他の物で代用しながらお節作ってるみたいですね〜。

で、「こうなったら一月七日は意地でも七草粥作ったろやんけい!」という事で作ったのです。

が。

七草粥って調べたところによると、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、を使うそうだけど、コネチカットにはそんな草、何処にもあらへん、あらへん、という事でまたまた全ての草を代用してコネチカットで手に入る7種類の草で作ったんです。

って勿論そこら辺に咲いてる草を採ったわけじゃなく。コネチカット今、外の気温−14℃ですからね、草さえも生えないのよ。

で、↑こんな緑ちゃん達を調達。こう見るとすごい日差しの強い暖かいカリフォルニア辺りに住んでそうだけど、外は−14℃のコネチカットですからね。(←しつこい。)ただこれはまたまた光の調整せずに撮ったからこうなっただけです。

どんな7種類を使ったかというと:
-ケール
-ほうれん草
-パセリ
-シャード(Chard)
-ディル
-パクチー
-カラードグリーン(Collard Green。カタカナだと←みたいな書き方であってるのかしら?)

という、かなり無理矢理な7種類。私、何をこんなに意地になって七草粥作ってるのかしら?と自分でも思いながら作りました。

で、出来上がりは...

何処が七草粥?って感じの七草粥。

この記事のタイトルも「世界一、七草粥らしくない七草粥」にしようか、「ありえない七草粥」にしようか、「七草の草がひとつも入ってない七草粥」にしようか迷ったわ。(笑)結果、「意地になって無理矢理作った七草粥」というタイトルが見事選ばれたのだけど...

でもこれが意外とすごく美味しくできたのじゃー。作り方を簡単に説明すると、まず玉ねぎとニンニクをオリーブオイルで炒めて、ケール、シャード、カラードグリーンはかなり細く切って一緒に炒めました。何故って特にケールなんか青臭い&硬い葉っぱなのでとりあえず炒めた方がいいかなと思って。それからほうれん草とかパクチー、パセリも投入。(普段だったらパセリとパクチーを一緒に使うってありえないんだけど。)で、ダシがよく出る人参も入れました。一応、お粥なので余っていた白い冷やご飯も入れたんだけど、レンティル(レンズ豆っていうのかしらね?)が沢山入っていて、黒米も入ってます。でチキンストックもちょっと入れました。で味をお塩とかスパイスで整えた後、最後はあえて、ディルをアクセント用にとっておいてレモンをガ〜ってかけて出来上がり〜。

ま、本来の七草粥からかけ離れたこの七草粥、栄養価は絶対に超高いはず!無病息災を願って作る、という意味では外れてないわ。っていうか作る事に意義があるしね?そしてこのなんちゃって七草粥、家族みんなにも大人気。Kの今日のランチもこの七草粥を持たせました。外が−14℃のコネチカット(また言ってる)ではこんな食事が心身ともに温まりますわ〜。

 





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